2009年03月23日

東西喧嘩家対抗戦 KRUNCH 第3戦 ディファ有明 感想

そういや行ったという話だけで感想書いてなかったので簡単に。

まぁ、こういうイベントはイベントでいいでしょう。けしてつまらなすぎるということはなかったですが、多分もう行きませんし、他人に勧めることもありません。私がみたいと思っていたものとは違ったので。

別に死人が出るような危険な試合が見たいわけではないので誤解なきよう。私が見たかったのは「意地の張り合い」です。昔のプロレスにはあった、勝敗がガチかどうかというのとは別の次元にある「こいつには負けたくない」という、目の前にいる相手、または観客に対するキリキリした感情が伝わってくる感じ。喧嘩だ、潰してやる、そんな言葉を飛び交わせてるんだったら、それが見られるかと思ってたんですが。

内容はあまり技術レベルが高いとは言えない総合格闘大会でした。試合が終わったらノーサイド。さっきまでダウン中に踏みつけ(数少ない反則の一つ)してでもぶっ倒そうとしていた相手と仲良く握手? いやいや、それじゃ単に加減を知らないだけにしからならないから。だったらクリーンなスポーツとしての総合格闘の方がスマートでいいです。

もっと徹底的に泥臭いものが見たかった。しかし、試合内容はそんなでもないわりに、イベント進行の段取りは曖昧で、セコンドというか、普段の仲間や家族何十人で入場してきて、それを利リング外に出すまで全然試合が始まらないとか、そんなところばかり泥臭い。

ほとんどの選手が気にしているのは身内の視線ばかり。総合的な感想としては、ヤンキー家族が集まった運動会を見せられているような気分でした。それを前提とした範囲で、楽しめた。そんな感じですね。それが楽しめる人であれば、ですな。

といっても、別につまらないわけではないです。見るべきところも。例えば煽りのビデオは予算的に割があってるのか、と疑問に思うほどの出来ですし、入場テーマの選曲もかなりセンスがよいです。そこはかとなくダサさの漂うプロレスには、もうちょっとこのセンスを学んでいただきたい。

会場が狭いのもあって、選手の挙動がよく見えます。総合格闘、特に寝技の攻防なんかは関節のほんのちょっとした位置や角度で展開が変わってきますので、本来さいたまスーパーアリーナなんかで、遠くの米つぶみたいな選手見てても意味のないものです。

申し訳ないですが選手たちの技術が中途半端なレベルなのも、最近のあまりに発達しすぎた総合格闘に比べれば試合をわかりやすくする要素の一つとして働いています。格闘の原点っていうんですかね。特に防御面のテクニックがそれほど高くない選手が多いわりには、腕っ節だけはやたら強いので、そのアンバランスさが3分1ラウンド勝負と相まって、非常に粗野な試合展開を演出します。その中にわずかにグラウンドやガードの技術を習得している選手がいるので、なんつーか、ちょっと初期のUFCみたいな面白さが醸し出されています。今となってはこれはこれで貴重なテイスト。

そのあたりに興味を持てる人であれば、一度見に行ってみるのもいいかと思いました。多分、そう簡単には媒体には載らないでしょう。

しかし、この不況のご時世に、このイベントにスポンサーを何社も集めて、黒字がどうかはわからないけどイベントとして成立させるとは、プロモーターの手腕恐るべし。主催の杉浦さんの力なんですかね。やっぱりイベント興業って、裏の・・・おっとっと。
posted by VOT at 10:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。